Message社長メッセージ

社長メッセージ

変化のないところに進化はない 常に社会に求められる会社でありたい

危険物に特化した企業として

 大正13年、私の祖父が創業した当時は、工業用の潤滑油と言えば、輸入に頼っている時代でした。今のように発達した輸送方法ではなく、業界でも手に余るものであった運搬を手がけたことが、築港の始まりとなりました。高度経済成長期を経て、石油化学製品が多くの産業を支えるエネルギー源となり、我が社も時代の変化に応える形で、危険物物流の専門業者として歩んで参りました。
 今では、日本の主要6大港(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司)のすべてに事業所を設け、輸送、保管、輸出入業務などに関係する様々な業務を窓口ひとつで全国どこでも対応できるという、港湾物流ネットワークを築き上げるまでに成長しました。

 近年、取引先企業のコンプライアンス強化によって、これまで一般品として分類されていたものが危険物に切り替わるケースも増え、石油化学製品を中心とした危険物の運搬、危険物倉庫の需要はますます高まっています。これまで以上に高まる顧客ニーズにお応えしていくためにも、危険物倉庫の増設に取り組み、また、業界の活性化のためにも他社との協業を推進しております。更に、倉庫保管だけでなく、それに付帯する作業を行うための設備も整備し、お客様の様々なご要望にお応えできる危険物取扱施設の提供を目指しております。海外展開では、中国の現地法人「築港国際貨運代理(上海)有限公司」を設立、ベトナムの現地法人「CHIKKO VIETNAM CO., LTD.」も設立し、国際物流ネットワークの実現に取り組んでおります。

代表取締役社長・瀬戸口仁三郎

築港を担う今、未来への思い

 私は27歳の時、祖父から引き継ぐ形で、築港の社長に就任し、社業の傍ら、社外での活動にも力を入れ、経営者としても、人としても多くのことを学んで来ました。そんな中で、今、私自身や会社のスローガンとして掲げている"変化のないところに進化はない"という言葉に出会い、これまで思い描いていたイメージが明確になりました。会社の"人財"と共に、何を大切にして社業を進めていくべきかを見極めながら、ますます開かれた会社となり、築港らしく変化しながら進化を遂げていくことで、今後もお客様や社会に求められる企業であり続けることができると考えております。

 これまでにない付加価値のある危険物の物流サービスの提供について、常に立ち止まることなく、歩み続けていくことが、危険物の取り扱いに特化した物流の総合パートナーとしての務めであると思っております。

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